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メタノール燃料エンジンUEC50LSJMの開発に着手

株式会社ジャパンエンジンコーポレーション(J-ENG)は、メタノール燃料エンジンUEC50LSJMの開発に着手しました。J-ENGは本年8月にアンモニア燃料エンジン初号機7UEC50LSJAを完成させ、引き続き水素燃料エンジン6UEC35LSGHの開発に取り組んでいます。これら新燃料エンジンの開発で培われた知見・ノウハウをベースに、もうひとつの代替燃料候補であるメタノールを燃料とするエンジンを短期間で開発し、2027年度中の完成を目指します。

メタノールは、GHG(温室効果ガス)排出量削減効果を持つ低炭素燃料であり且つ、硫黄酸化物(SOx)、窒素酸化物(NOx)および粒子状物質の排出を削減します。またメタノールは、常温・常圧で液体の取扱いが比較的容易な燃料であることもメリットであり、中小型船舶を含め、多くの船種・船型での適用が見込まれます。更に将来的には、バイオマスや再生可能エネルギーに由来するグリーンメタノールの供給により、GHG排出量の大幅な削減に貢献することも期待されています。

J-ENGは、次世代燃料エンジンのファーストムーバーとして、多種多様なエンジンの開発・市場投入を通して日本の海運・造船業界の発展に寄与すると同時に、海運業界におけるGHG削減と、2050年カーボンニュートラルの実現に貢献して参ります。


本件に関するお問合せ先

株式会社ジャパンエンジンコーポレーション
担当窓口:総務広報課

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