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アンモニア燃料自動車専用船4隻向け主機関「6UEC60LSJA-HPSCR」を受注 ~「ALL JAPAN」で推進するプロジェクトに純国産アンモニア燃料エンジンを供給~

株式会社ジャパンエンジンコーポレーション(以下、J-ENG)は、今治造船株式会社、川崎汽船株式会社、旭洋造船株式会社、株式会社JERA、株式会社新来島どっく、日本郵船株式会社、日本シップヤード株式会社の7社が2026年10月27日に合同記者会見で発表したアンモニア燃料自動車専用船の建造・運航プロジェクト向けに、同船4隻の主機関となる純国産アンモニア燃料エンジン「6UEC60LSJA-HPSCR」4台を受注しました。

本プロジェクトは、中部地区を起点にアンモニア燃料のサプライチェーンを構築し、同供給網を活用する自動車専用船を建造・運航することで、国際海運の脱炭素化とアンモニア市場の形成を目指すものです。アンモニア燃料の調達・供給から船舶の建造・運航までを一体的に整備する「ALL JAPAN」の取り組みに、当社は主機関メーカーとして参画し、「6UEC60LSJA-HPSCR」の開発・設計・製造からアフターサービスまでの一貫体制のもと、安全かつ安定的な運航を支えてまいります。

アンモニアは、それ自体の燃焼時にCO₂を排出せず、国際海運の2050年ネットゼロ達成に向けた有力な代替燃料の一つです。一方、毒性への安全対策や難燃性への対応、N₂O(亜酸化窒素)・NOx(窒素酸化物)等の排出抑制など、実用化には高度な技術が求められます。当社は、NEDO「グリーンイノベーション基金事業/次世代船舶の開発」プロジェクトのもと、長時間にわたる検証運転を通じて環境性能・信頼性・安全性を確認し、2025年8月に世界に先駆けて、フルスケールの純国産アンモニア燃料エンジン初号機「7UEC50LSJA-HPSCR」を完成させ、同エンジンは日本郵船株式会社がジャパンマリンユナイテッド株式会社で建造中のアンモニア燃料アンモニア輸送船(AFMGC;Ammonia-Fueled Medium Gas Carrier)に搭載されました。

このたびの新たな受注は、アンモニア燃料エンジンの開発成果を実船への普及拡大につなげる重要な一歩です。当社は、純国産「日の丸」舶用エンジンライセンサーとして、初号機で培った技術と知見を本機関に展開し、本プロジェクトの着実な推進に貢献してまいります。

また、J-ENGは、GX経済移行債を活用した環境省・国土交通省の連携事業「ゼロエミッション船等の建造促進事業」による支援のもと、アンモニア燃料エンジンの生産能力拡大に向けた新工場建設に着手しており、2028年度に稼働予定です。今後、需要拡大が見込まれる次世代燃料エンジンの安定供給に向け、生産体制の強化も進めています。

J-ENGは、次世代燃料エンジンのファーストムーバーとして、本受注を足がかりに、アンモニア燃料エンジンの更なる普及拡大を基盤とする事業成長を推進するとともに、GHG(温室効果ガス)排出量の削減と国際海運の2050年ネットゼロ達成、ならびに日本の海事産業の国際競争力強化に貢献してまいります。

本件に関するお問合せ先

株式会社ジャパンエンジンコーポレーション
担当窓口:総務広報課

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